宝塚歌劇団は外部から弁護士を招聘し調査チームを立ち上げていますが、後手後手の対応になっている印象が強いですね。
調査結果については、今後宝塚歌劇団より公表されると思いますが、有愛(ありあ)きいさんはなぜ自殺したのでしょうか?
有愛きいさんがマンションから飛び降りた本当の理由が気になります。
というわけで今回は、
- 【決定版!】有愛きいの自殺理由5つまとめ!
- なぜ絶望し自死を選んだのか?
と言う内容で詳しく解説していきます!
最後まで読んでいただければ、頭の中がスッキリ整理されるでしょう。
【決定版!】有愛きいの自殺理由5つまとめ!なぜ絶望し自死を選んだのか?

今年2月に週刊文春にて天彩峰里(あまいろみねり)さんが、有愛(ありあ)きいさんの額にヘアアイロンを当てミミズ腫れの火傷をさせたと報道。
宝塚歌劇団は当初そのような事実はないと否認していましたが、今月にはヘアアイロンが当たったのは事実と認めています。
宝塚歌劇団の公表内容には不信感が拭えきれませんが、有愛きいさんはなぜ自死を選んだのでしょうか?
有愛きいさんが自殺を選んだ理由は、次の5つが考えられます。
- 宝塚歌劇団のイジメ/パワハラ体質
- 宝塚歌劇団のブラックな労働環境
- 宝塚歌劇団の隠蔽体質
- 信じてもらえない絶望感
- 同期の支えがなくなったこと
有愛きいさんがマンションから飛び降りた背景には、宝塚歌劇団のパワハラ体質、ブラックな労働環境、隠蔽体質があるでしょう。
それに加え、天彩峰里さんとのヘアアイロン事件が明るみ出て、リークしたのは自分ではないにも関わらず疑われ、その事件がなかったことにされたこと。
そして決定的になったのは、同期の支えがなくなったこと。
これら一つ一つの要因がお互い影響し合い、逃げ場所がなくなり、自殺を選ぶしか方法が見つからなかったと考えられます。
それでは一つづつ見ていきましょう!
<1>宝塚歌劇団のイジメ/パワハラ体質

有愛きいさんが自殺を選ばざるを得なかった最初の理由は、やはり宝塚歌劇団のイジメ、パワハラ体質が挙げられるでしょう。
指導と称してイジメに近いやり方が、先輩から後輩へ代々に引き継がれ、常態化していた可能性は十分考えられます。
その根拠は、宝塚歌劇団出身のOGによるイジメ告発。
小柳ルミ子

小柳ルミ子さんは、宝塚音楽学校を首席で卒業しましたが、わずか2カ月で宝塚歌劇団を退団。
2007年に週刊誌のインタビューで、小柳ルミ子さんは次のように述べています。
『衣装に袖を通す。ファスナーに指をやるとチクリと痛みが。釘が一本刺さっていて、指に食い込んでいるんです』
引用元:日刊ゲンダイ
檀れい

檀れいさんは、宝塚出身女優で、1992年に第78期生として宝塚歌劇団に入団、1999年に月組のトップ娘役に抜擢。
檀れいさんは先輩を追い落としトップ娘役に選ばれましたが、当時は月組の中で孤立し、誰からも食事に誘われなくなったようです(引用元:NEWSポストセブン)。
有愛きいさんの場合には、宙組のトップ娘役候補だった天彩峰里さんにより、高温のヘアアイロンを額に押し当てられ火傷したヘアアイロン事件があり。

これが全て事実であれば、罰せられるべき行為に他なりません。
有愛きいさんは新人公演のリーダーとして孤軍奮闘していたようですが、上級生からは連日厳しい指導の言葉が浴びせられることもあったようです。

イジメとパワハラの世界に日夜身を置けば、有愛きいさんが精神的に疲労困憊していてもおかしくなかったでしょう。
先輩に向かっては言いたいことも言えず、我慢を押し通し、メンタルで疲れ果てたことが、自殺の主要原因と考えられます。
<2>宝塚歌劇団のブラックな労働環境

次に挙げられるのが、宝塚歌劇団のブラックな労働環境。
ブラックな労働環境が、タカラジェンヌの見た目の華やかさとは裏腹に、大きなストレスを抱える要因になっていてもおかしくないでしょう。
有愛きいさんは自殺数日前、新人公演のリーダーとして、相当な仕事負担を強いられることに。
週刊文春では、次の内容を報じています。
- 新人公演の準備に宙組は有愛きいさん含め実質は2人
- この2人で他の組が7人〜8人いる仕事量をこなさなければいけない状態
- また、雑用として次の仕事もあり
・公演中におしぼりが配られたのかを確認する『おしぼり表』
・音源の掛け方などを詳細に記入するマニュアルの作成から衣装
・小道具の扱い
引用元:週刊文春電子版
有愛きいさんはリーダーとして後輩への指導もしており、その指導方法で宙組の諸先輩からパワハラを受ける中、仕事量も物理的に限界を超えていたのかもしれません。

宝塚歌劇団のブラックな労働環境は、デイリー新潮でも次の指摘がされています。
- 新人公演の準備期間中、娘たちは18時半の本公演終了後、20時ごろから稽古を開始
- 練習は日々深夜まで続き、特に初舞台の際などは深夜1時に帰り、朝5時に家を出るという生活の毎日
- 家に帰って来てから翌朝までのわずかな時間を、稽古で使う大道具や小道具を作る時間に充てていた
- 眠る時間はほとんど確保できなかった
引用元:デイリー新潮
このような環境の中で生き残れるのは、相当体力のある人であり、物理的に限界に達し、メンタルも病んでいく可能性が考えられるでしょう。
<3>宝塚歌劇団の隠蔽体質

有愛きいさんの自死がフォーカスばかりされていますが、宝塚歌劇団には、過去にも自殺未遂が起きています。
週刊文春によれば、約5年前の2018年に、入学式から約2カ月余りの新人劇団員A子さんが、地上7階建ての「すみれ寮」の2階からバルコニーへ飛び降りる出来事が発生。

全身を強く打った彼女は、兵庫県内の病院の集中治療室に搬送され、診断の結果は、全治3週間の全身打撲。
その内容は宝塚歌劇団は公表していませんでしたが、これぞまさしく隠蔽体質といえるかもしれません。
この話は、有愛きいさんの自殺があって初めて世に出たものであり、それまでは積極的に公開されることはありませんでした。
宝塚歌劇団は、「ご本人のこれからの人生やプライバシーを守るため、公表はいたしませんでした」と公開しなかった理由について弁明。
外部に公表されなければ、内部の問題点が徹底的に洗い出される機会はないかもしれません。
その結果、問題が蓄積され、大きな歪みを生み出し、有愛きいさんの惨劇は起こったといってもおかしくないでしょう。
ジャニーズ事務所と同じように、内部の不都合な問題点をひたすら隠し通す隠蔽体質が宝塚歌劇団にはあるといっても過言ではありません。

ちなみに、新人劇団員A子さんが飛び降り自殺を図った原因は、先輩による壮絶なパワハラ。
A子さんの親子さんが週刊文春に発した次の一言が、とても印象的かもしれません。
「1つ言えることは、宝塚の隠蔽体質は当時から何一つ変わっていないということです」
引用元:週刊文春電子版
<4>信じてもらえない絶望感

信じてもらえない絶望感ほど辛いことはないでしょう。
ことの始まりは、週刊文春が今年2月に報じたヘアアイロン事件。

ヘアアイロ事件とは、宙組の天彩峰里(あまいろみねり)さんが有愛きいさんの額に高温のヘアアイロンを押し当て火傷させたとされる一件。
この一件がマスコミで大きく騒がれたため、記事が出た後に宙組内部で組長が上級生と下級生を招集し、組子全員で「弁明会」が開かれました(引用元:週刊文春電子版)。

この「弁明会」とは週刊文春の内容によれば、名前を呼ばれた生徒が『そのようなパワハラはなかった』と話していくというもの。
この際、有愛きいさんに発言権が与えれらて然るべきですが、その機会さえもらえなかったと報じられており、「弁明会」は「事実無根」で終了。
週刊文春では、有愛きいさんがが苦にしていたのは文春に記事が掲載されたこと自体ではなく、イジメの事実をなかったことにされ、むしろ総攻撃されたことによる絶望と記述あり。

この弁明会が行われる前には、有愛きいさんは幹部部屋に呼び出され、組長(当時)の寿(ことぶき)つかさ、トップスター(当時)の真風涼帆(まかぜすずほ)、松風輝、そして芹香斗亜(せりかとあ)から代わる代わる罵られたとも。
有愛きいさんは、宙組幹部からの叱責、そして組子全員がいる「弁明会」の場で糾弾会の如く全責任を押し付けられ、弁明会の後、過呼吸になったようです。

有愛きいさんは、宙組の世話役や総務部にメンタル面の辛さを訴えていたようですが、相手にされず、まさしく絶望の真っ只中にいたのかもしれません。
有愛きいさん頑張り屋で何とか踏ん張ろうと頑張りましたが、万策尽きて、マンションから飛び降りる選択をしたと考えられるでしょう。
<5>同期の支えがなくなったこと

宝塚歌劇団内部のイジメ、パワハラ、そして睡眠時間も限られたブラックな労働環境。
そして、事実無根と周囲から信じてもらえず、絶望感に苛まれていた状況。
そんな過酷な環境に遭遇したのは、有愛きいさんだけではなかったかもしれません。
過去にも同じような経験をしたタカラジェンヌはいたかもしれず、それでも自死を選ばなかった理由は、同期の支えがあったからかも。

先輩からのパワハラや厳しい指導に耐えることができたのは、同期同士の絆があり、お互い励まし庇いあってきたと考えてもおかしくないでしょう。
しかし、有愛きいさんを庇っていた2人の同期生は、芹香斗亜さんから幹部部屋という“伏魔殿”で痛罵を浴びせられ、相次いで退団。
その結果、有愛きいさんは心の支えであった仲間を失い次第に孤立し、周囲に「もう辞めたい」「死にたい」と漏らすようになったと報じられています。
イジメ、パワハラ、ブラックな労働環境、周囲から信じてもらえない絶望感、そして同期の絆を失った孤独感が、有愛きいさんを自殺に追いやったと考えられます。
最後に一言
今回は、有愛きいさんの自殺理由について、内容をお伝えしました。
今回の内容は週刊文春の記事をベースにしていますが、文春の報道が有愛きいさんを自殺に追いやったと見解もあります。
確かにその一面もあることは否定できませんが、文春が報道じることができた理由は、確かな情報源があったから。
その人がなぜ文春へ情報を提供したのかは不明ですが、それにより宝塚歌劇団の歪な組織体質が浮かんできたのは確かでしょう。
歪な組織体質が週刊誌へのリーク者を生み出し、有愛きいさんの惨劇を生んだといって良いかもしれません。
こちらの記事も合わせてどうぞ↓
<1>有愛きい【自殺関連】5 選





<2>有愛きい【ヘアアイロン事件】2選


<3>有愛きい【個人情報】4選




<4>天彩峰里【個人情報】3選



<5>芹香斗亜【個人情報】2選


<6>花菱りず【個人情報】2選


<7>優希しおん【個人情報】2選


<8>その他




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